先日、「こぶじいさま」の絵本に出てきていた、「おに」から、そう言えばおにってなんだろう?と思いました。精霊とか何かの具象、鬼神とも言うし。
そこから、お寺に対で立っているのも、おに!?なんて考えて、どこにいたかな。思いだそうとしました。
牧野植物園の隣にある、竹林寺でお見かけしていたような。門の左右に対で配置されている。写真で一方を撮っていたのを頼りに、これは仁王像と知り、阿・吽。あ、と、うん。向かって右側の、口を開けているのが阿の像。口を閉じているのが吽の像。
そうなのか。気になりだし、近々行きたい。
今日も暑くなりそうで、外は厳しいなぁ、と思いながらも、昨晩からの今日で、朝早めに行ってみることに。以前、仁王像を拝見した竹林寺より、自宅から近くの国分寺にも像があるようです。どちらもお遍路の四国八十八ヶ所みたい。
お寺の入り口。階段を数段上がると両サイドに、🥁🥁
いらっしゃりました。
ホントだ!向かって、右側に口を開けて「阿」と言っているような像と、左側に「吽」とへの字口になっているような迫力の像。
ご挨拶をして、しばらく右、左と眺めさせていただきながら、
木彫りなんですね。見るからに力強くてたくましそうですね。目はそうなっているのですね。手も大きいですね。みぞおちの出っ張った骨が目立ちます、なんですか?こんな出して彫る?そのポーズなんですね、何持ってるのでしょう。羽衣みたいなのもまとってるのですね。など、はじめて出で立ちなど意識しました。
記憶の中では、おにらしき怖そうなのが立っている、というざっくりとしたイメージだったのですが、おにではないのですね。仁王像、しっかり見た後には、祓い守るというのは強く厳しい姿でありながら、優しさの気配が感じられました。
この仁王像を目の当たりにし、際立って私の目に映ったのは、みぞおちの出っ張った骨でした。 なんだろう?書きながら気になりだしました。
🔹 剣状突起(けんじょうとっき)
という骨。胸の真ん中にある 胸骨の一番下の部分が細長く尖っていて、それを剣に見立てて「剣状突起」って呼ばれているそう。
みぞおちあたり、からだの中心。自律神経の集まりがある場所でもあって、太陽神経叢の第3チャクラなんだね、あたためておこう。
そして近くに「お寺カフェ」があり、モーニングが朝8時〜11時。まだ早い時間でしたが、混んでいました。ケーキセットを頼み、待ちながらはじめての店内。
建物は手造りロッジ風のような、民家をカフェにして、都度付け足し、手直ししたような、ほんとに椅子からテーブル、カップとソーサーすら、セット。と言うお揃いが見当たらない組み合わせ。全てが一点物のような、アジがあって肩肘張らないくつろぎ感、というところで、あたたかく調和している。

知人の作でしょうか、手描きの油絵や、編んだであろう籠。手造りステンドグラスのランプ。年季の入った椅子のクッション、パーテーション。待ち時間にお店の雰囲気をたのしんでいた。満員御礼の店内、すごい。
お寺に近いから、「お寺カフェ」なのかな。ご高齢の方も多かった。お参りの後にも立ち寄りやすいし、モーニングや、ランチも内容を見ても美味しそうでした。
飲み物の種類が豊富で、コーヒーもどれを選ぼう、知らない名前がたくさん。迷うほどあるので、オーナーの方は美味しい、こだわりの飲み物がお好きなのだろうな。
お寺からすぐ近くのカフェに行く途中を少し歩く中、ハイビスカスがきれいに咲いていた。南国の象徴のような花、立派にたくさんの花がついている。真っ赤なハイビスカスは、植えていた配置も含めてとても素敵にみえました。

早くから日差しが暑い朝でしたが、路地の横を流れる、せせらぎは涼しかった。


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