essay 自由帳 個人的に、大抵の事は失敗した後、時間をかけたり、回数を重ねて覚えることも多い。更に重ねながら忘れもしてゆくものですから、覚えて忘れてクルクル回ってイタチごっこのようなものとも言えます。自身を言葉で表すとしたら、、思い浮かんだのが「愚鈍の塊... 2024.09.16 essaypoetry
poetry 在るカケラ カケラがひとつ落ちたなら、水滴もまた ひとつ。澄んだ水面みなもに落ちたなら、しずくを受けて響きゆく。やがて、視界に映し出されたのは見渡す限りの水平線。水の青は絶えず形を変え、音の波はゆるやかに振れ、大気に乗り風に運ばれ。今のところ太陽系の... 2024.09.05 poetry
poetry 「素敵な石鹸」「眠りにつくまで」「映るもの」 「素敵な石鹸」駅ビル行ったら吸い込まれるLUSHに並ぶ石鹸の数々まあるいバスボムもお気に入りトポンとバスタブに落としたら心ときめく香りが広がる牛のマークの牛乳石鹸レトロ感が可愛くて昔ながらの優しい製法もっちり泡立て泡遊びぬ... 2024.08.11 poetry
poetry 「波打ち際の旅」「ただ大切に」「夏の風物詩」 「波打ち際の旅」波打ち際を歩き寄せる波をよけ時々くるりと振り返る一歩づつ進めた足は直ぐに後ろとなりついた足跡は波模様潮風を受けながら背中を押されているの風に向かっているのなびく髪は風に任せて向かう体を風に預けて楽に歩ける方に進んだ... 2024.08.09 poetry
music ミルフィーユの響き 優しく柔らかいそんなものが軽やかに積み重なって爽やかで甘酸っぱいそんなものが織りなす層のアクセントコク深くほろ苦いそんなものを自然に任せて味わって個であり寄り添い調和するそんなものを愛おしくも奏でるように この詩に後ほど曲もつけてみ... 2024.07.20 musicpoetry
poetry 夕方の風鈴 蒸し暑さを感じながら歩く夕方、あと2つの角を曲がれば家に着く。昔ながらの隣家から、風のリズムを伝える音が聞こえる。「リーンリンリーン」と軽やかに、耳と心に優しく響く。風鈴と共にやってきた、梅雨明け間近の夏の始まり。 今日の夕方に、今... 2024.07.17 poetry
poetry 雨の朝 傘にぽつぽつ雨の音紫陽花の色移りゆく足もと跳ね行く雨蛙雨の中さえずり渡る鳥の声雨を跳ね上げ過ぎゆく車雨の今朝今日が始まるその前の雫で光る点滅信号ぽつぽつ模様の雨散歩飼い主さんとのルーティンは雨でも 晴れでも 曇りでも雨の視界向こうから来た... 2024.06.30 poetry