
この本は、以前、瀬戸内海にある島・直島の地中美術館で購入したものです。
久しぶりにページを開いてみたら、絵がとても素敵で。
眺めて、読んで、それだけで癒されるような時間になりました。

こんなふうに、たくさんの種類が載っています。ハーブの用途や、加工の仕方なんかも書かれていて、余白があってスッキリしたデザイン。まるで絵本のような雰囲気で、とても読みやすい本です。
でも実は、持っているだけで満足してしまって、ちゃんと読めていなかった…!そんなこと、ありませんか?
このページに載っているゼラニウムは、私がはじめて手にした精油の植物。友人からいただいたものでしたが、それが今につながるフットリフレクソロジーの原点だったんだなぁ…と、こうして書いていて思い出しました。
当時、脚の施術の練習のために友人の家を訪れた際、アロマセラピー検定のために彼女が使っていた精油を分けてもらいました。それが、ゼラニウムの香りでした。
それ以来、この香りは私にとってとても印象深く、どこか懐かしく感じる、特別な香りとなりました。アロマオイルの世界に触れた最初の香り。そんな思い出とともに、今でも私の中に、大切な時間を過ごした記憶として残っています。
精油は、香りを楽しむだけでも十分に心を癒してくれますが、実は皮膚からも体内に取り込まれ、体の状態に応じてさまざまな働きをしてくれます。
詳しく知ろうとすると覚えることも多いのですが、使っていくうちに少しずつ自然に身についていくものです。無理にたくさん覚えようとしなくても、まずは「これ好きだな」と思える香りをいくつか選んで、ひとつひとつの特徴を大切に感じながら使っていく。それだけでも、十分にアロマの魅力は感じられますね。
それから昨日は、お庭で咲いたお花をおすそ分けしていただきました。
いろんな色の紫陽花が混ざっていて、とても可愛らしくて、季節感のあるお花を飾れるのは嬉しいことです。

紫の後ろには、クリーム色の紫陽花も隠れていたかも。
紫陽花って、種類もいろいろあって、カラーバリエーションもとても豊かなんですね。
よく見てみると、花びらのように見える額の形も少しずつ違っていて、思わずじっくり見入ってしまいました。
淡いブルーの紫陽花も、とてもきれいでした。
ありがたいなぁ、とその優しい気持ちのおすそ分けに、心がふんわりあたたかくなりました。
おまけに、お手製のアプリコットジャムまでいただいて…!
そういえば以前、「モネ 庭とレシピ」の本で、スコーンに添えるジャムのレシピが載っていた、と思い出して。(見返したら、レシピではラズベリーだった)
せっかくジャムをいただいたので、今度はそのレシピでスコーンを焼いて、お返しにお届けしようと思います。
控えた夏に向けて、美味しいものを食べながら、元気を蓄えていけたらいいな。
残る6月も、穏やかに楽しめますように👋🍀
コメント